『もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた』
『もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた』 河出書房新社
NHKの番組「ネコメンタリー」を本にしたものです。
角田光代さん、吉田修一さん、村山由佳さん、柚月裕子さん、保坂和志さん、養老孟司さん、そうそうたる作家さん達の、インタビュー、小説、エッセイを収録。
作家さんって、猫を飼っている人が多い気がするんです。(個人的調べ)
創作は孤独な闘いだろうし、行き詰まった時に何も考えていないような…ただそっと寄り添ってくれる、猫の存在に癒されるのかなぁ。なんて思っていたら…
保坂和志さんがインタビューの中で
「猫の前にいると、何も考えていないっていう、すごく大きな考えを教えてくれるんだよね」
と語っていて、深い…✨
角田光代さんの「任務十八年」は、5ページほどの短い小説なのですが、飼い主と猫の絆に、大号泣…。
大切に大切に、一緒に生きてきた猫ちゃんがこう想ってくれたら…
電車の中で読んでいたのに、しゃくりあげるほど泣いてしまい、さぞ周りの人はドン引きしたことと思います💦
猫ちゃんの写真は可愛いし、どの作家さんからも深〜い猫愛を感じることができて…
読むと幸せになれる一冊です😊